what ever film / what ever film ( VERSUS HORSE RECORDINGS )

basquiat1901-02-01

山形のシーンを引っ張り続ける将軍様こと門脇氏率いるディスコーダントなカオティック番長 what ever film の待望の1st。Demo以来の初の正式な単独音源で、本当多くの人が待ち望んだ一枚だと思う。 これが、初めてライブを見た時の衝撃がそのまま蘇る様な本当に嬉しい内容です。
イントロの "テーマ" から入り、まず門脇氏のストローク一発の説得力と迫力がもう、すごい。このバンドのライブを見たことある方は一発で伝わると思う。そうです、あれです!! あの気迫から成る十分な破壊力!!
歯切れの良さと男気なスタイルが潔くて最高に気持ちが良いんです!!そして、それを支える女性Dsを含むリズム隊の繊細さがノリにいい味を出しています。 適度にタイトで、ダイナミックに!! このバンドの世界観の鍵を握るのは鳴り響く、不協和音と化すコード感! さらには、テクに裏打ちされた非常にノリのよいダンサブルさ、薄っすらと漂う程よい哀愁に独自の展開には、表面的でなくどこか内にあるものがふつふつと込み上げてきます!!
純粋に燃える一枚です!!

VERSUS HORSE RECORDINGS では Akutagawa 、 About me と良質バンドのリリースが次々に予定されています。 山形のシーンに興味のある人もない人も確実に必聴!!必ず、現在のこの土地のシーンの勢いを肌で感じることができるはず.. 
山形という片田舎で( 失礼しまーす!! ) こんな音を出している人達がいるというのも、とても素敵なことじゃないですか!!

 yuzou