as meias / st (catune)

basquiat1901-01-01


ex)blue beard,there is a light that never goes out,decrypt,kularaという最強のメンバーで構成されたas meias。待ちに待った1st、ついに出ました。
blue beardのあの美しい歌声、there is a light that never goes outの難解なギターリフレインが随所に盛り込まれており、それがまた、絶妙なバランスで融合され、大変素晴らしいアルバムになっています。
1.sloughyでは、出だしからの図太いギターワークに、曲の底辺を支えるうなるようなベースラインがグルーブ感を演出し、しかし、随所に繊細な箇所も顔を覗かせ、それらが見事に融合しています。 2.fluxです!こちらはインストですが、変則的なリズムとアグレッシブな二つのギターリフレインが重なり、しかし、情緒を感じさせる… この曲は奇跡です。(爆) 5.anotherでは、前半から中盤にかけて実にヨシカズさんの歌声の高音が前面でており、壮大な感じに仕上がっておりますが、その一方で、中盤から後半にかけては、展開が変わり、リズムセッションを楽しんでいるかのごとく各楽器に動きが現れます。1つの曲で、いろんな表情を持ち合わせており、面白い構成になっています。
このアルバム、日本のインディペンデントシーンにいかなる影響を与えるか、非常に楽しみなところです。


Kei