CHINA DRUM/ GOOSEFAIR ( BAGGARS BANQUET Rec )

basquiat1901-01-21

90年代初期UKメロディック代表選手の一つCHINADRUMの傑作1st。プレイヤーにのせた瞬間から、畳み掛けるように迫るドラマティックでメロディアスな楽曲にアダムの激渋哀愁ボーカルは失禁ものです。
ん? この香りは..、  初期SNUFFに通じるあの伝統的な空気感!! ( スタイルまで一緒!! この頃のアダムはドラムボーカルです。)  真夜中のドライブ、イルミネーションの消えかかった街を、スピードを出して車で駆け抜けて行くかのような? 意味の分からない? 疾走感が胸を鷲掴みです!     そうですよ。 あれです、あれ!  涙涙 
そして、続く楽曲は歌を大切にした名曲のオンパレードです。メロディックと一言では語れない、すごく幅広いアプローチで聞かせてくれます。この様なジャンル的に、耳の肥えたリスナーの要求するツボを全く外すことなく、また特に音楽に精通していない人でも理解安易なストレートなカッコよさやメジャー感もあり、もはやロックの名盤と言っても過言ではないです。 当たり前ですが、いいものはいつ聞いてもいいですね! 時代は関係無いです!  本当このバンドを語るには(UK)メロディック・パンクのシーンのみでは狭すぎるし、勿体無いですよ。  
現在THE DRUMに改名し活動中ですが、当時の面影はなくノイジーなインダストリアルアプローチに転向していますね。  ( しかし、こちらもどこかいい味出しています。 )   

yuzou